「自動車整備士になろう!」は自動車整備士を目指す方々の道しるべとなるとともに、経営者等に新しい視点を提供し、業界のイメージ改革を図るための取組です。

先輩の声 東京都 女性

なぜ整備士になろうと思いましたか。
学生のころにガソリンスタンドでアルバイトをして、自動車に興味をもったことがきっかけです。当時、自動車の知識はありませんでしたが、他の従業員が整備を行っている様子をみて“自分でも修理ができたらいいな”と思っていました。以前から手芸など手先を使うことが好きだったこともあって、事務などの仕事よりも技術の仕事を志向していましたが、就職活動の際に現在の会社で整備士募集の求人があって入社しました。
普段どのような業務を主にしていますか。
入社した当時は、洗車や雑用など整備に関係のない仕事ばかりでしたが、先輩の整備士から作業手順やノウハウを教えてもらえる機会が多くなり、しだいに整備全般の仕事を習得することができました。整備士としての作業に13年ほど従事したあと、フロントの業務に配属となり接客などの業務に従事し、現在は拠点からの技術相談や後輩の教育指導に当たっています。
整備士になって良かったと思ったこと(出来事)又はやりがいを感じる瞬間等を教えてください。
エンジンを分解する必要があるほど故障した自動車が、自分の整備によって元の状態に戻すことができたことの達成感や納車したお客様から「調子がいい」「ありがとう」などの感謝の言葉をかけられるなどに“やりがい”を感じます。また、お客様から整備の指名を受けるなど、サービス業として“信頼される”機会があたえられることも、この職業を選択してよかったと思うことの一つだと思います。
自動車整備の仕事で苦労した部分、現在苦労している部分又は悩みなどがあれば教えてください。
自動車の部品には“重いもの”が多く、持ち上げたり移動したりしなければならない時に力不足を感じることがありますが、重いものには専用の器具や工具を使ったり、高いところの作業には脚立を使うなどの工夫によって補うことができます。このようなことは“苦労”に感じることもありますが、むしろ工夫によって克服する喜びもあると思います。
男性整備士に比べ、女性整備士が向いていると思う作業はどういった内容だと思いますか。
整備という仕事で男女に差があると感じることはあまりありませんが、女性のお客様に対しては女性の整備士が対応した方が、女性同士の視点や親近感で「自動車の状態」や「お客様からの要望」などをスムーズに聞き出すことができるように思います。
女性整備士がもっと活躍するためには、どうしたら良いと思いますか。職場環境、設備における改善点やあったら良いと思う道具、工具等があれば教えてください。
男性が圧倒的に多い職場環境のなかで、女性ならではの悩みや相談など女性が相手でなければ改善が難しいこともあります。職場の中で女性整備士がもっと増えれば作業の効率などあらゆる面で改善できると思います。
これから整備士を目指す若者のそれぞれ同性に対するメッセージをお願いします。
自動車整備の仕事は暗いイメージにとらわれがちですが、この仕事を始める前に思っていたよりも“やりがいのある明るい仕事”だと思います。日々努力することは必要ですが、壊れていた自動車が直った時の達成感や分からなかったことが分かるようになった時の喜びは、プロの意識も芽生えて自分の成長にもつながると思います。一緒に仕事ができる女性整備士がもっと増えてくれればいいな…と思います。
今後の目標を教えてください。
自動車は技術の進歩が速いので日々勉強が必要です。1級整備士の受験など資格の取得も一つですが、いまは新しい技術をより多く学んで吸収できればいいなと思っています。

▲ このページの先頭へ