「自動車整備士になろう!」は自動車整備士を目指す方々の道しるべとなるとともに、経営者等に新しい視点を提供し、業界のイメージ改革を図るための取組です。

先輩の声 島根県 女性

なぜ整備士になろうと思いましたか。
幼い頃から、具体的に整備士になりたかったわけではない。高校時代に資格を持った職業に就きたいと思っていた。車については、当時流行していた車の漫画や雑誌を読んでいたので、漠然とした興味はあった。最初は看護師を目指したがいろいろ考えて挫折。その次の選択肢として、整備士を考えるようになった。
普段どのような業務を主にしていますか。
入社する前に専門学校である程度の知識や技術は身につけていたので、入社当時から現場作業をさせてもらった。分からないながらも色々な経験させてもらい、とても勉強になったことが整備士としての自分の土台になっている。1週間ずっと洗車のみ行う、ということも経験した。最近は検査員として、検査業務に携わっている。(車検のための点検・整備や検査をしている。)
整備士になって良かったと思ったこと(出来事)又はやりがいを感じる瞬間等を教えてください。
故障した車が直った時にお客さんが「本当に助かった、直らないかと思っていた」などと言って喜ぶ顔を見た時が一番うれしい。直した充実感よりお客さんの心から喜ぶ顔を見た時の方がうれしい。
自動車整備の仕事で苦労した部分、現在苦労している部分又は悩みなどがあれば教えてください。
苦労は忘れるようにしている(笑)もともとの性格なのか器用なのか難しいこともいろいろ工夫して何とか解決してきた。難しいことにも前向きに向上心を持って取り組んできた。
男性整備士に比べ、女性整備士が向いていると思う作業はどういった内容だと思いますか。
女性の方が接客に向いていると思う。どの職業にも言えることだが、やはり女性の方が親しみやすく話しやすいイメージがあると思う。また説明も専門的ではなくわかりやすく話してくれるイメージがある。実際に話がわかると言ってもらえることが多い。信用と女性のイメージをフルに活用したら良いと思う。
女性整備士がもっと活躍するためには、どうしたら良いと思いますか。職場環境、設備における改善点やあったら良いと思う道具、工具等があれば教えてください。
きれいな職場とか、女性向けの設備を職場に用意されるよりも、結婚、出産、育児をしながら仕事ができるよう、残業が少なかったり時間の融通をきかせてもらえるような会社の就業規則や同僚の理解、産休や育休後のスムーズな職場復帰などの環境が整っていると、一生の仕事にできると思います。実際に出産するようになってから規則を変えるのではなく、入社する時点で会社の就業規則が作ってあると良いと思う(若い女性では言いにくいと思う)。今の会社は残業がないことを提示してもらえた。残業代をもらうより子育てしながら続けるのに助かった。また子供のことで会社を休む時、途中抜けるときも融通がきき、理解ある職場なのでバタバタしながらも続けられている。事務員さんでは産休後の復帰も比較的スムーズにできているので、整備士でもそうできるといいと思う。力仕事等は人との関わりの中で頼んでクリアできます。
これから整備士を目指す若者のそれぞれ同性に対するメッセージをお願いします。
目標を持って、検査員の資格をとれば、収入も多くなるし良い仕事だと思うので整備士を将来の職業の選択肢のひとつにいれてほしい。整備士の仕事は力仕事だけで、体の強い人たちしかいないというわけではない。既存の様々な車や、次々に出てくる新しい車や製品に対応するための技術や知識が必要。常に刺激があり、向上心を持って仕事ができる。再就職に有利。二級整備士の資格だけなら整備士を続けていなかったかもしれないが、検査員資格を持っていたので、検査員としての需要が多く、一度職場を離れてからもすぐに再就職先が見つかった。一度整備士を辞めた時、新たに資格を取って医療事務になろうと思っていたが、知り合いから今の会社への声がかかった。ある人から、「あなたなら勉強して資格をとって医療事務の仕事もできるだろう。だけどそれはあなたではなく他の女の人にもできる。10年の実力を持った整備士には誰でも簡単になれるものではない」と、よく考えてみるように言われ、もう一度整備士として働くことを決めた。
今後の目標を教えてください。
こうなったら一生整備士を貫こうかなと思っている。

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